Void Arts Project(ヴォイド・アーツ・プロジェクト)

【Void Art 宣言】
Voidとは「空白」。
それは、かつて確かに“あった”ものの不在を意味します。

ヴォイドアートとは、自らの喪失と向き合い、それを社会に向けた問いへと変換し、表現する営みです。この表現は新しいものではありません。けれど、あえて名づけ、カテゴリーとすることで、私たちは問いかけたいのです。「誰もがアーティストになり得るのではないか」と。

「すべての人間は芸術家である」──ヨーゼフ・ボイス

喪失は、思っているよりも、ずっと私たちのそばにあります。
それは死別に限らず──
夢を諦めたこと、関係が終わったこと、
自分を守っていた何かを手放したこと。
そうした経験が、きっとあなたの中にもあるはずです。

その小さな「空白」を、そっと他者に差し出してみてください。
「私はこう感じた。あなたはどう思う?」
「この悲しみは、どうすればいい?」


そんな問いを、共にかたちにしていけたらと、私たちは願っています。


【あと6名!】
“喪失は、誰かと共有することで再生になる”
誰もがアーティストになれる参加型作品が始動します。是非ご参加ください。

📍2025年6月〜8月ワークショップ開催(全6回)
 成果展示:喪失と再生のアートラボ展 2025
  2025年10月11日(土)-13日(月祝)@北千住BUoY予定
 締切:6月7日(土)まで
🔗 申込フォーム:https://forms.gle/Fb1Z4eXYhZi4Q3hVA

詳細ページはこちらから→ https://voidarts.org/artlab2025/


代表の清水伶について

1976年、東京都生まれ。現代アート作家/映像作家。
喪失と再生、沈黙と語り、可視と不可視といった境界を横断しながら、「声なき声」を聞き取る映像インスタレーションを制作する現代アート作家。近年は、自死遺族、身体機能の喪失、差別経験など、語られにくい体験を持つ人々にリサーチを行い、観客が「他者の痛み」を追体験する装置を構築している。
2018年に現代美術へ転身。かつて商業映像の演出家として築いたフィクションの語法と、現実に生きる人々の声を編むドキュメンタリー的手法を融合させ、個人の記憶を社会的な問いへと昇華する作品を展開。
2025年、台東区芸術文化支援制度により《あなたがいない「   」を、どう埋めるかさがしています》を企画・主催。ゲシュタルト療法の「エンプティチェア」を参照し、同一人物が一人二役で喪失体験を語る対話映像インスタレーションを中心に、自死遺族や差別被害者ら10名の声を集めた。鑑賞者が自身の体験と静かに向き合う場として注目を集める。今後は「語られない記憶のアーカイヴ化」と「匿名的共同性の創出」を主軸に、より国際的な文脈での作品展開を構想している。

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